60歳からでも始められるスポーツと、その費用を徹底比較!

60歳からでも始められるスポーツと、その費用を徹底比較!

生活を豊かにするなら、スポーツがおススメ!

身体を動かすことで、体と気分の両方をリフレッシュすることが出来ます。
生活を豊かにするために、是非スポーツをすることをお薦めします。
とはいっても、何事も始める時はお金がかかりますよね。
習慣にするなら、出来れば財布にも優しいスポーツを選びたいものです。
そこで、どんなスポーツがいくらかかるのか、徹底比較してみました。
これを読めば、きっとあなたに最適なスポーツが見つかるはずです!

① ウォーキング

どんなスポーツ?

2000万人がやっている、日本で最も人口の多いスポーツです。
「有酸素運動の王様」の異名があり、ダイエット効果も高いと言われています。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・ウォーキングウェア(3,000円〜20,000円)
・ウォーキングシューズ(3,000円〜20,000円)
ですが、お持ちの服やシューズで始めるとこれらは抑えることが出来ますね。

続けるのにかかる費用は?

自宅の近くの公園などを歩く場合はもちろん無料です。
ウォーキング大会などに参加すると、参加費がかかるものもあります。
どちらにせよ、ほとんどお金をかけずに続けられるスポーツといえそうです。

② 水泳

どんなスポーツ?

大きく吸って、大きく吐くを無意識にすることが出来るので、肺を元気にすることが出来ます。
また水とふれあうことで、肌を健康に保つことが出来ます。
60歳になってから始める人も多く、最近では80歳から始めた人がニュースに取り上げらていました。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・水着(4,000円〜50,000円)
・ゴーグル(900円〜5,000円)
です。これから水泳を始める人向けに、上記のものをセットで10,000円程度で販売しているものもあります。
また、スポーツジムを利用する場合は、スポーツジムの入会金が4,000円~10,000円かかります。
しかし、入会金無料キャンペーンがよくされていますので、それを利用すると無料で入会することが出来ます。

続けるのにかかる費用は?

続けるには、プール代が必要です。
スポーツジムのプールを使う方法と、市民プールを使う方法の二種類があります。
スポーツジムの場合、月額で4,000円~10,000円の月額利用料が必要です。
市民プールの場合、一回500円以下で使えるところがほとんどです。安いところだと200円程度で使えます。また回数券を買えば、10回分の料金で11回分利用することも出来ます。
スポーツジムの方が高く見えますが、無料で水泳の講習会に参加出来たり、他にもジムの器具を使えたりするので便利です。

③ テニス

どんなスポーツ?

錦織圭さんがアメリカで大活躍して、今人気沸騰中のスポーツです。
コート内を走り回る若い人のイメージが強いスポーツですが、ボールを打ち合うなどシニアの方でも始められるスポーツです。
対人競技なのでお友達も出来やすく、楽しいスポーツです。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・テニスラケット(3,000円〜50,000円)
・テニスウェア(3,000円〜35,000円)
・テニスシューズ(2,000円〜25,000円)
です。ウェアは、お持ちの運動着を使えば買わなくても大丈夫でしょう。

続けるのにかかる費用は?

テニスコート代や、ラケットの整備代、それに教室などに通うとその料金がかかります。

・テニスコート代
テニスコートは公営のものを利用する方法と、私営のものを利用する方法があります。
公営のテニスコートは1時間500円程度で借りることが出来ます。予約がすぐにうまってしまいますので、その場合は抽選での使用となります。
私営のテニスコートは1時間3,000円、休日だと4000円程度かかります。

・ラケットの整備代
長期間ラケットを使うと、「ガット」という線がゆるくなってきます。そこで、半年に1回のペースでガットの張り替えをしなければなりません。
ガット代が1500円、張り替え代が800円ほどです。

・テニス教室代
シニア向けのテニス教室も数多く開催されています。
週1回の教室で、月額10,000円程度が平均的な価格です。

テニス教室に通っていると、もちろん教えてもらっている間のテニスコート代は無料です。またテニスコートを借りる時も、特別価格で借りることが出来ます。

④ サイクリング

どんなスポーツ?

自転車で街中を自由に走るスポーツです。最近、シニア層の間でブームになりつつあります。
駆け抜ける風がとても気持ちよく、シニア層だけで構成されているサイクリングクラブもたくさんあります。

初期費用は?

始めに揃えなければならないのは、

  • クロスバイク(45,000円〜100,000円)
  • ヘルメット(1,500円〜5,000円)

の二つです。
クロスバイクとは、サイクリング用の自転車のことです。日常生活で使う「ママチャリ」はサイクリングとしては適していません。
また外見も颯爽感があるので、是非始める際は購入をおすすめします。
また、自転車は高いものだと100万円もの高価なものもあります。上記の値段はあくまで初心者の方向けのものですので、上達してきたらまた自転車のランクを上げて楽しむのもいいでしょう。

続けるのにかかる費用は?

自転車のメンテナンス費用がかかります。パンク交換やブレーキの調整などが主なメンテナンスで、半年に5,000円程度は見ておくといいでしょう。

⑤ ボウリング

どんなスポーツ?

30年ほど前に日本中が熱狂したスポーツです。今は下火にあると言われていますが、それでもたくさんのファンがいます。
今でも、シニア世代がボウリング場に通ってスコアを競いあっています。

初期費用は?

セットで初期に揃える道具は売られています。
ボール、バッグ、シューズの三点が揃って15,000円〜20,000円です。
気軽に始められるスポーツといえるでしょう。

続けるのにかかる費用は?

ボウリング場でのゲーム代がかかります。
1ゲーム300円~500円で、会員になるともっと安くで遊ぶことが出来ます。
全国のボウリング場がシニア向けに様々なサービスを展開していますので、楽しく続けることが出来るでしょう。

⑥ ヨガ

どんなスポーツ?

60歳以上に非常に人気のあるスポーツで、体操の一種です。非常に安全で、しかも健康にもいいことが人気の理由です。
教室で複数人で一緒に受けるので、お友達が出来やすいスポーツとしても親しまれています。

初期費用は?

ヨガマット(1,000円~25,000円)
が必要です。
ヨガウェアも3,000円~15,000円で購入できますが、はじめは普通のスポーツ着で十分かと思います。

続けるのにかかる費用は?

ご自宅でのみ続けるのと、ヨガ教室で続けるのとで費用が変わってきます。
ご自宅で続ける場合はもちろん無料で出来ます。
ヨガ教室で続ける場合は、月4回の教室で10,000円、月2回の教室で5,000円程度です。
筆者が個人的におすすめするのは、ヨガ教室に通うことです。
お金はかかってきますが、正しいヨガのやり方を教えてもらえるだけでなく、そこでお友達が出来るからです。

⑦ 剣道

どんなスポーツ?

礼節を重んじるので、世界的にも尊敬を集めているスポーツです。
もっとも、剣道をしている方々はスポーツではなく武道をしていると考えています。勝ち負けよりも、日々の稽古や礼儀を重んじるからです。
死ぬまで続けられるスポーツといわれており、実際80歳の方が20歳の方を倒すということは日常茶飯事なのだそうです。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・道着(6,000円〜20,000円)
・防具(25,000円〜100,000円)
・竹刀(1,200円〜8,000円)
です。6万円弱で一式セットも売られていますので、それを利用してもいいでしょう。
確かに初期費用はこれまで見てきたスポーツと比べるとかかりますが、防具は買い替えることもありませんので長期的には高くないと言えます。

続けるのにかかる費用は?

・竹刀の買い替え
竹刀を使い続けると、竹が割れて使えなくなってしまします。4ヶ月に1回のペースで買い替えなければなりません。
それが1,200円〜8,000円かかります。

・剣道道場代
実は警察署で稽古をつけてもらうことが出来ます。その場合、月額で道場運営代の2,000円程度の月謝で稽古してもらえます。
私営の道場の場合、月額で5,000円〜10,000円の月謝を支払います。

⑧ アーチェリー

どんなスポーツ?

矢を的に放ち、その得点を競うスポーツです。
運動神経や年齢、身長は上達に一切関係なく、また車いすに乗っていても健常者と一緒に競いあいます。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・矢(10,000円〜30,000円)
・弓(25,000円〜100,000円)
・防具(6,000円〜10,000円)
です。始めは教室などで借りて練習し、上達してから買いそろえるという人も多いようです。

続けるのにかかる費用は?

・矢(10,000円〜30,000円)
矢は消耗品なので、定期的に購入しなければなりません。3000回放てば買い替え時なのだそうです。1年に1回の頻度で買い替えれば良いでしょう。

・射場代
教室などに通う場合、4,000円〜10,000円が月謝代です。
また教室には通わず、自分だけで射る場合、1回(矢を12本射るので1回)200円〜500円です。

⑨ 登山

どんなスポーツ?

山を登り切った時のその達成感、爽快感、感動。それを味わうスポーツです。
アンチエイジングの効果があるのも大人気の理由の一つです。
最近は技術が開発され、歩き易く軽量な服が作られており、シニア層の登山への門戸はさらに広がっています。

初期費用は?

始めに揃えなければならないものは、
・登山靴(6,000円〜30,000円)
・バックパック(6,000円〜20,000円)
・雨具(1,000円〜4,000円)
です。
雨具は、もし雨がふったり汗をかいた時に、体温を低下させないように使うので必要です。
他にも、コンパスや下着、水筒、ヘッドライトが必要と言う方もいます。全部で10万円程度かけて買いそろえる人も多いようです。

続けるのにかかる費用は?

教室に通ったりする訳ではありませんので、これといった継続費用はかかりませんが、
入山するまでのロープウェイ代などがかかります。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
スポーツといっても様々ありますが、何よりも自分自身が楽しむことが大切。
自分にあったスポーツを見つけ、生活をより豊かにして行って下さいね!