1.メーカーの違いは初心者には関係ない
メーカー別のカタログを見ると、細かい性能の違いや、カメラの構造の違いを知ることが出来ます。
プロならばそれは一つのカメラ選びの指標になるかもしれません。しかし、アマチュアカメラマンにとってそれらは重要な指標ではありません。
使ったことが無い時ほど細かい性能が気になってしまうものですが、ここは目をつむって、愛着が持てそうな機材か、メーカーか、それだけを見ればいいでしょう。
2.一度メーカーを選ぶと、乗り換えは中々出来ない
カメラを使うには、「ボディ」と「レンズ」の2つを買わなければなりません。そして、この2つの部品は、異なるメーカーのものは使えません。
一度ソニーのボディを買うと、ソニーのレンズしか使うことが出来ないのです。
とはいえ、どのメーカーのボディを使っても豊富なレンズが売られていますので、メーカーはどこでも良い、好きなメーカーを選べば良いというのがやはり原則です。
ここでは、ボディとレンズは同じメーカーのものしか使えないということを頭に入れていただければ大丈夫です。
3.高いカメラを買う方が安い!?
はじめは安いカメラから・・・という初心者の方は多いです。
しかし、ある程度写真撮影が上手になったり、写真仲間が使っている良いカメラを見ると、すぐに良いものに買い替えたくなってきます。
また、レンズの買い替えなどである程度写真の質を変えることは出来ますが、ボディの性能によってどうしても「質の上限」があります。
つまり、本気でカメラを趣味にするというのであれば、高いボディを始めから買っておいた方が安いのです。
4.ボディの性能は何を比べたらいいの?
では、性能は何を比べると良いのでしょうか。先述の通り、カタログの性能比較は初心者の方々にはあまりにも難しいです。
そんな時は、ズバリ、値段を見ましょう。
カメラに関しては、値段が高いものほど精密で性能が高いと考えていいでしょう。
ただし、発売された年月も見ておきましょう。数年前に発売されたモデルの方が、最新型のモデルのものよりも安いです。
それは性能の違いで値段が決まっているというよりは、新しいから値段が高いだけです。
売り出された時の値段がいくらだったのかはチェックし、その価格が性能をそのまま表していると考えてほぼ問題はありません。
5.実際に練習した方が上手くとれる
これまでカメラの性能について触れてきましたが、結局、カメラを使う人間が写真の質を決めます。
たくさん街に出て、たくさん写真を撮りましょう。
性能うんぬんの話より、最終的にはいかに多くの写真を撮り、練習したかが上達の明暗を分けることには間違いありません。